理事長所信

「自分の人生」は、「自分という物語」

はじめに―

人それぞれ見た目や性格が違うように、人の人生も地球に住む人の数だけそれぞれ違います。まさに人生は「十人十色」。そう考えると、私たちは長い人生を通して、まるで一つの「物語」を作る作業をしているのではないでしょうか。

あなたが生涯かけて作る絵本の物語は、いつか誰かが読んでも楽しめるような内容になっていますか?実は波乱万丈な物語ほど、誰かがそれを読んだ時に、とても心に残る名作になっているのかもしれません。

「自分という物語」の1ページに「青年会議所」という冒険を描いてみませんか?

荒波で険しい道のりこそ大冒険の醍醐味だと思いませんか?

戦後最大の国難といわれる現在の日本。未だ先行き不透明な日本経済、少子高齢化による社会保障問題など様々な問題を抱え、課題先進国とまでいわれる国で私たち国民は生活しています。今にも消えてしまいそうな小さな火を、力強く燃え上がる炎に変えるために、日々奮闘している青年たちがいます。混沌という未知の可能性を切り拓いていく使命感をもつ青年たちです。一人は一人の力でしかありません。しかし、高い志をもつ同士が集い、力を合わせ、英知と勇気と情熱を持って運動し続けることで必ずヒカリは見えてきます。青年会議所は一人一人が物語の主人公になれる場所です。愛する地域のため、愛する人のために、己の力を信じて共に挑戦していきましょう。

そう、明るい豊かな社会の実現に向けて・・・

そして、「自分という物語」を作りあげるために・・・

  • 【共に歩み 共に進む ~輝く未来(ふえふき)のために~】

青年会議所は、「明るい豊かな社会の実現」に向けて運動しています。私たち笛吹青年会議所は、2014年に策定した「目指せ!地域コミュニティの活性化」という5年間の中長期ミッションが昨年で5年目を迎えました。笛吹青年会議所が単独の団体で計画し、何か起こすのではなく、市民や行政・各他団体と協同してまちづくり事業を継続して開催することができました。引き継がれてきた5年間を通して、最高のカタチとなったのではないでしょうか。

継続は力なり。その言葉が実証されたのならば自信に繋がるはずです。私たちは常に前を向き、愛する地域のことを考え、率先して行動していかなければなりません。一つのミッションを与えられたら、全力で任務を遂行し、完了したら次は新しいミッションに挑みます。私たちのビジョンをまちに浸透させていく為には、継続性を持つことが重要であります。「石の上にも三年」という言葉がありますが、すぐに結果が出ないことは、とてももどかしいです。しかし、信じて、がまん強く辛抱すれば必ず成功できると思います。

あらゆる発想から生まれる新しいまちづくり運動を活発化させていくために、新たなビジョンを策定し、これまで培ってきたコミュニティを更に発展させると同時に、より多くの様々な人たちとの繋がりを持ちたいと考えています。交流人口を増加させ、継続性あるまちづくり運動を実践いていきます。

  • 【40年の輝跡~キセキ~ 伝統ある歴史に証を刻もう】

2019年、笛吹青年会議所は40周年を迎えます。私たちが今の仲間と出会えたこと、笛吹青年会議所メンバーとして地域に貢献し、自己成長することができているのは、40年と永きに渡り、襷を繋いでくださりました先輩方の功績と、努力の賜物だと深く感謝しております。今から40年前、全国で665番目の青年会議所として、東八青年会議所は産声をあげ、40年の歴史の中で名称や法人格が変わり、現在の一般社団法人笛吹青年会議所が存在しています。創立以来、多くの先輩方が連綿と築いてこられた数多くの歴史・財産は今も私たち現役メンバーに多くの気付きや教訓を与えてくださいます。私たち現役メンバーはこの伝統を継承できることに感謝の意を持ち、新たな歴史の1ページを刻むことに喜びを感じ、JCの三信条(修練・奉仕・友情)を胸に積極的に青年会議所活動を行っていきます。

創立40周年の節目において、受け継いだ襷をしっかりと次世代へ繋いでいくのが、私たちの使命でもあり、笛吹青年会議所を守ってくださった方々への恩返しです。この伝統ある笛吹青年会議所の歴史に証を刻むべく40周年記念事業・記念式典を開催いたします。

  • 【次世代を担う希望~ヒカリ~】

私たちに求められるのは地域の発展のためにリーダーシップを発揮し、まちを牽引していく人財であります。悪化する経済不況の中、自分のことで精一杯になり、周りのことが見えない人が多いかもしれません。しかし、誰かがやらなければ明るい未来はないと思います。青年会議所は最高の学び舎です。こんな時代だからこそ、共に学び、会社や家庭に持ち帰り、地域の発展に努めましょう。

他では得られない己の知識や経験を研ぎ澄ます機会を与えてくれる団体であることに誇りを持ち、共に、JC活動を行っていきましょう。

核家族化、少子高齢化が加速、そして幼児虐待問題。現在の日本はどこに向かっているのでしょうか。SNSやゲーム機器の普及で費やす時間が増加する傾向にあり、子どもたちを取り巻く環境は生活環境や社会情勢により変化しています。現在の社会情勢から子どもを他者から守るために、親は子供に干渉しすぎる傾向にあります。このような現代社会がもたらす過度な干渉によって、家庭と並んで子どもの成育に重要な近所付き合いといった地域コミュニケーションの希薄化が進むことにより、地域への愛着が薄れてきていると感じます。今を生きる子ども、未来を担う国の財産(たから)の成長を促すことが私たちの使命だと思います。

  • 【時代~とき~を懸ける想い】

友というのは何するでもなく傍にいて、寄り添ってくれているだけで心が休まり、落ち着く。時には叱咤激励や、時には理解し協力さえもしてくれるのだ。私たちは馴れ合いだけではなく、切磋琢磨し合える友がいることに感謝し、何かあれば駆けつけ、共に汗を流し、共に笑い、共に涙し、支え合いながら共に目的を達成していく。志高き青年たちの運動を発信する場をつくります。そして、20歳から40歳まで過ごすことができる学び舎から更なる飛躍を期待され、再出発をされる友の門出を祝い、メンバー全員で花道を演出したいと思います。 

  • 【FUEFUKIブランド~組織強化~】

2018年度現在、会員数29名、特別会員2名という組織で、私たち笛吹青年会議所は活動しています。過去最少の組織となった私たちがやるべきことは会員拡大です。この伝統ある笛吹青年会議所の灯を消すわけにはいきません。これからも笛吹青年会議所が、存続していく為には、会員拡大運動は必要不可欠です。拡大を成功させる秘訣は、私たちの魅力を発信することだと思います。魅力とは組織の結束力であると私は思います。いつも一緒に居るから、同じ組織に属しているから信頼が生れるのではなく、同じ理念をもち、互いの価値観を認め合い、共に社会貢献の場においての修練・自己啓発を実感できてこそ信頼できる同じ仲間と言えるのではないでしょうか。時にぶつかり合い、共に喜び、涙する場面があるからこそ本当の友と言えると思います。「One For All All For One」の精神で笛吹青年会議所は躍動していきます。そして新しい出会いをメンバー全員でつくっていきましょう。

結びに―

私が経験してきた青年会議所活動は、数え切れないほどの出会いと、経験を与えてくださり、人生の財産となりました。

未来を見据え、仲間と共に己を信じ、大海原へ出航していきます。

メンバー全員が乗組員。私が船長となり、希望に満ちた未来という名の冒険に今こそ出発しましょう。まちの未来の為に・・・・

私が思うJCの魅力の一つは「出会い」です。

「人は出会うべき人に出会う」という言葉があります。私は青年会議所に入会したこと、皆様に出会えたことを、偶然ではなく運命だと思います。そして、この時代に理事長という大役を授かりましたことに使命と受けとめ、すべての皆様への感謝と、気概と覚悟を持ち、全力を尽くして邁進し、次世代への襷を全身全霊、繋げることをお誓い申し上げ、所信とさせていただきます。

基本理念

共に勇気ある一歩を踏み出そう!!

~明るい未来(FUEFUKI)のために~

基本方針

■【共に歩み 共に進む ~輝く未来(ふえふき)のために~】

■【40年の輝跡~キセキ~ 伝統ある歴史に証を刻もう】

■【次世代を担う希望~ヒカリ~】

■【時代~とき~を懸ける想い】

【FUEFUKIブランド~組織強化~】

一般社団法人 笛吹青年会議所 2019年度

第40代理事長 北野 勇樹